ブロックチェーンとは
ブロックチェーンは簡単に言うと
「世界中のみんなで管理する取引台帳のようなもの」です。
ブロックチェーンを図にしてまとめるとこんな感じです。
この取引台帳には何百、何千というページがあって、各ページには「Aさんという人がBさんに1万円送金した。」というような取引の履歴がズラーっと書かれていいます。
その取引台帳のページがチェーンのように繋がって管理されているためブロックチェーンと呼ばれています。
例えば、ビットコインで「AさんからBさんに1BTC送るぞ!」という1取引を【トランザクション】といい、トランザクションをひとまとまりにしたページを【ブロック】。ブロック同士が結びついている部分を【チェーン】。と呼びます。
チェーンは、前のブロックへのリンクのようになっていて、各ブロックの前後のまとまりが明確になっています。
今話題のbitcoin(ビットコイン)やEthereum(イーサリアム)などはこのブロックチェーンを利用していて、bitcoin(ビットコイン)はbitcoin(ビットコイン)専用のブロックチェーンを持っていて、Ethereum(イーサリアム)はEthereum(イーサリアム)専用のブロックチェーンを持っているのです。
ブロックチェーンは世界中のみんなで管理されている
ここまでのブロックチェーンの説明だとあまり目新しさは感じないですよね?
ですが、ここからがブロックチェーンのすごいところ!!
この取引履歴を世界中のみんなで管理するのです!それがブロックチェーンのすごいところなんです!
ブロックチェーンはP2Pネットワークで管理される
ブロックチェーンはP2Pネットワーク(peer to peer network)という仕組みを使って、世界中の人たちで管理されています。
P2Pネットワーク(peer to peer network)とは簡単に言うと、「誰でも参加可能で、中央機関を持たないネットワーク」です。
世界中のユーザーが自由にP2Pネットワーク(peer to peer network)に参加して、ブロックチェーン上に取引履歴を書き込んだり、書き込まれた取引履歴が正しいものかどうかをチェックしています。
ブロックチェーンは中央機関を持たない
銀行を例に考えて見ましょう。
普通は、「Aさんの口座からBさんの口座へお金を送る」という取引台帳は銀行という中央機関が管理します。
この取引台帳を世界中の人たちで管理はできないですよね?銀行が単独で管理しています。
これが、中央機関で管理される取引台帳です。
ブロックチェーンでは、この「銀行」のような中央機関が存在しません。P2Pネットワーク(peer to peer network)に参加した人たち全員が管理するのです!
もし、銀行が潰れたらどうなるでしょうか?取引履歴が全部消えてしまうので、誰の口座にいくらお金が入っているかわからなくなるため、お金が消えてしまうのです!
ですが、ブロックチェーンではこのように中央機関が存在しないため潰れてしまうというリスクは極限まで低くなります。
まとめ
今回は日本一分かりやすい仮想通貨入門編!「ブロックチェーン」って何?ということで、ブロックチェーンについて書きました!
調べてみると、いろんな難しい言葉が出てきて混乱してしまいますが、ブロックチェーンで一番重要なことは
P2Pネットワーク(peer to peer network)に参加した世界中の人たちで管理している、中央機関を持たない取引台帳である。
ということです。
日本のような国では銀行が破綻することはほぼ無いと考えても良いかもしれませんが、貧しい国では銀行が破綻するリスクが高いこともあるかもしれません。
そういう国ではブロックチェーンを使うことで様々な利点があるのではないかと思いました!!
コメントはこちら